

こんにちは、りりぽんです♪
「日本人の勝算」(デービット・アトキンソン著)という書籍を
読んだので共有しますよ!
日本の少子高齢化と人口減少問題を
同時に考えなくてはならない唯一の国である先進国日本が
今後どのようにしていけば良いのか、記述された本です♪
日本の企業は規模が小さく生産性が低いことが問題であるとのこと。
これまでの産業政策は人口が将来的に増加していくことを
前提としたものである、
日本に急速に降りかかる人口減少を前提としていないので、
このままでは国内の福祉制度すら維持できなくなってしまう。
そのため、今の人口減少経済モデルから人口増加経済モデルである
「高付加価値・高所得」資本主義に切り替えることが不可欠であるとのこと。
つまり、「より良いものをより高く」
付加価値の高いものを継続的に提供していくような経済
にしていくことが必要。
そのためには主に以下のようなことが必要だと著者は述べています。
①生産性向上にコミットして高生産性・高所得資本主義を実施
(理由:福祉制度維持のため、
人口減少経済モデルに切り替えるため
「より良いものをより高く」)
②企業規模の拡大
(理由:生産性向上のため規模の利益を追求すべき)
③最低賃金の継続的な引き上げ
(理由:企業の生産性向上)
④従業員および経営者の全員強制教育
・従業員のスキルアップ
(理由:最低賃金引き上げに見合う人材にするため)
・経営者のスキルアップ
(理由:スキルアップした従業員の効率活用)
⑤ある産業について、
日本より生産性が低い国に対して輸出して基礎を気づき、
その後に世界の市場に広く輸出していく
・中間財についてうまく輸入拡大し、
日本の最終サービスや製品に活用する
今後の少子高齢化と人口減少問題について、どのような方向性で
進んだら良いのかの案が述べられていくので、
起業を考えている人からすると、
かなり大きな問題を扱った書籍ではあるけど、
自分が考えるビジネスの目指すべき方向性を考える際の参考に
なると思いますよ♪
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