

こんにちは、りりぽんです♪
「アマゾン銀行が誕生する日」という書籍を読んで
とてもよかったので、
共感できた点について、共有したいと思います。
この本は、
アマゾンが銀行業界に参入してきた場合に起こる
金融業界の状況について、
次世代金融産業に参入してきた複数のICT企業を例に出し、
将来に渡って生き残れる企業はどのような企業なのか
論じた書籍です。
第1章の読みどころ
既存の国内金融機関(UFJ、りそな、三井住友等)
に対する新興企業として、
アマゾン、アリババ、ウィーチャット、LINEなどを例に紹介。
(1)将来的な流れで重要なのは3つの観点です
①キャッシュレス化
②キャッシュレスでシェアリング化、サービス化が促進される
③キャッシュレスで無人化・自動化が促進される
(2)次世代金融産業で勝ち残るポイント
どれだけ親密で頻度の高い、
そして顧客が満足できる顧客接点を持っているかが重要。
その意味では、
コミュニケーションアプリとして顧客の1日の使用頻度が高い
LINEのシェアは盤石。
第4章の見どころ(アマゾン)
<カスタマーエクスペリエンスへのこだわり>
一般的には、「顧客の経験価値」と訳され、
製品やサービスを通じて顧客が得られる経験の総称を言います。
ベゾスの考えるカスタマーエクスペリエンス
・人間としての持っている本能や欲望に応えること
例)電子書籍リーダー「キンドル」
→自然な操作感、ダウンロード通信料求めない
キンドル発売までに10万ダウンロード可能にする
・テクノロジーの進化により高度化する「問題」や
「ストレス」を解決すること
・「察する」テクノロジー
例)「IoT×ビッグデータ×AI」 高精度レコメンド機能
・顧客に「〇〇取引をしている」ことを感じさせないこと
・ベゾスのいう顧客第一主義とは、
「聞く」、「発明する」、「パーソナライズする」の3点から構成される。
・アマゾンのビジネスモデル
「品揃えを増やす」→
「お客様の満足度が上がって、顧客の経験価値が蓄積される」→
「トラフィックが増える」→
「そこで物を売りたいという販売者が集まる」→
「品揃えが増え、お客様の選択肢が増える」→
「お客様の満足度が上がり、顧客の経験価値がさらに蓄積される」→
「さらにトラフィックが増える」という成長サイクルを回すことで、
アマゾン経済圏を拡大していくこと。
最終章 「金融4.0」は日本から生み出される
・日本が強みを生かして世界をリードするべきなのは、
繊細さの徹底やその要素技術である。
・「2050年に最も大きく成長し稼いでいる会社は、
今はまだ目に見えず評価もされていない
新しいシェアの形を見つけた会社だろう。
シェア可能なもの・・・
思想や感情、金銭、健康、時間 は、
なんでも条件が揃い、ちゃんとした
恩恵があればシェアされる。」
(ケヴィン・ケリー)
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